Interview 人を知る

いろんな“得意”を持った保育者が
自分らしく活躍しています。
平成22年入職 保育教諭
K.E さん
海老江こども園

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海老江こども園について教えてください。
平成29年に幼保連携型認定こども園 海老江こども園として開園しました。
木々や芝生など緑豊かな園庭が整備されており、花や木の実などの自然物で遊んだり、虫探しやいろいろな運動遊びを楽しんだりし、体や五感を使った遊びを楽しんでいます。
また、海が近いので浜に散歩に出かけることもあり、とても気持ちのいい環境です。
朝、元気に「おはようございます!」と登園してくる子どもたちの笑顔を見ると「今日も一日頑張ろう」と思えます。
子供や保護者と接する上で、どんなことを大切にしていますか。
今年度は1歳児クラスを担任しています。どんなに小さい子どもでもその子の思いがあるので、先走って「きっと○○だから」と決めつけるのではなく、表情やしぐさから丁寧に思いをくみ取ることを心がけています。
射水市は外国籍の人たちが多い地域で、当園にも外国にルーツを持つ子どもや保護者がいます。また、国籍や文化に関わらず、保護者のみなさんの価値観や育児に対する考え方はさまざまです。こちらから押し付けることなく、子どものことを一緒に考えましょう、というアプローチを大切にしています。
保育者として、どのように自分らしさを発揮していますか。
私は音楽が好きで、小学校のころからピアノを習っていました。また、高校時代は吹奏楽部でクラリネットを担当していました。
私のピアノに合わせて子どもたちが楽しそうにうたってくれる様子を見ると、とてもうれしいです。クリスマスなど特別な行事がある日は、クラリネットの演奏を披露することもありました。
私は音楽が得意ですが、園にはイラストだったり、運動だったり、他にもいろんな“得意”を持った先生方がいて、それぞれが得意をいかし、自分らしく働いています。
長く働き続けている理由を教えてください。
子供たちが大好きということは変わりませんが、「保育者として自分はこのままでいいのかな」とキャリアに悩んだ時期もあります。それでも今でも続けていられるのは、仕事の相談もたわいもない雑談もできて、一緒に子供たちの成長について考えていける仲間の存在があるからです。職場のみなさんに感謝しています。