Interview 人を知る

ちょっと手を止めて、
利用者さんと話す。
それだけで心が通じ合います。
平成24年入職 介護職(小規模多機能型居宅)
K.I さん
射水万葉苑本町サポートセンター

Interview Special Movie

射水万葉会に入職した経緯を教えてください。
射水万葉会を初めて訪れたのは中学生のときです。「14歳の挑戦」の職場体験でお世話になりました。直接ケアに携わったわけではありませんが、施設内の優しく温かな雰囲気が印象的でした。私自身が祖父母と一緒に暮らしていたので、おじいちゃん、おばあちゃんが笑顔で過ごせる環境を用意する仕事があるんだなと、介護の仕事に興味が芽生えました。そこから数年経ち、自分の就職を考える時期に「あんな環境で働けたらいいな」と思い出し、射水万葉会を志望しました。
現在、どんな介護サービスに携わっているのですか。
利用者さん一人ひとりが住み慣れた家で日常生活を送ることができるよう、施設への「通い」を中心に、短期間の「泊まり」や、ご自宅への「訪問」を組み合せる、小規模多機能型居宅介護と呼ばれる介護サービスに携わっています。
大切にしていることは、利用者さんとの関わり、コミュニケーションです。業務に追われる時間もありますが、ひと息つけるときは、利用者さんの隣に座って話しをする時間を持ちます。訪問先でも、ケアをする、お弁当を届けるといった目的に加え、「今日はどうですか?」などと話しかけます。特別なことをしているわけではありませんが、「あんたと話していたら孫みたいや、娘みたいや」と涙ぐまれる方もいらっしゃいます。自分の思いが伝わると、やはり嬉しいですね。
仕事と家庭の両立について教えてください。
結婚を機に、通勤距離が短い事業所に異動しました。出産・育休を経て、1歳から子どもを保育園に預けて職場復帰しましたが、最初の頃は頻繁に園からお迎え要請がありました。こころよく送り出してくれた職場のみなさんには感謝しています。
現在は9時~16時の時短勤務をしています。自分自身が時間と心に余裕を持って仕事を楽しんでいないと、良い介護の提供はできないと思います。今、育休中の後輩がいますが、職場に戻ってきたら、私が支えてもらったように支えてあげたいですね。
射水万葉会で働く魅力はどんなところにあると思いますか。
私は入職後、長く特別養護老人ホームで働いていたため、小規模多機能型居宅介護の事業所に異動になり、仕事に慣れるまでには時間がかかりました。でも結果的に視野が広がり、成長できたと感じています。
射水万葉会はさまざまな事業所を運営していますが、利用者さんはニーズにあった施設やサービスを選べますし、私たち従業員は働く選択肢が広がります。これは当法人の強みですね。