Interview 人を知る

入職3年目から栄養士業務を任せてもらい、毎日が新たな学びや気づきの連続です。
令和3年入職 栄養士
K.Y さん
特別養護老人ホーム 射水万葉苑

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なぜ栄養士になろうと思ったのですか。
小学校から高校までバスケットボールをしており、高校では全国大会に出場するレベルのチームでプレーしていました。打ち込んでいた分、けがも多く、足の甲が痛いと思ったら疲労骨折だと診断されたことがあります。その際、管理栄養士さんから疲労骨折を防ぐ食事のポイントを教えてもらったことで、食と健康の関係に興味を持つようになりました。長く続けたバスケは高校で区切りをつけ、プレイヤーからサポーターになろうと栄養士を目指しました。射水万葉会は、介護施設や保育園など、栄養士として働く場所の選択肢が多いところに惹かれ、入職を希望しました。
仕事内容について詳しく教えてください。
入職後2年間は厨房に立って調理の経験を積み、3年目から栄養士として、主に献立の作成や食材の発注・在庫管理を担当しています。献立は、パソコンに向かい、前年のものを参考にカロリーや塩分、食材や彩りを考慮して作成します。実際に調理して分かることもあるので、「次はこうしよう」という気づきをメモし、来年の自分のためにとっておきます。早いタイミングで栄養士業務を任せてもらえることで、モチベーションも上がりますし、自分の成長を実感する場面も多いです。
仕事の進め方や、働く環境について教えてください。
食事を提供する仕事は、自分ひとりで完結するものではなく、調理スタッフや施設のメンバーとの協力が欠かせません。チームワークと情報共有を大切にしています。
私が入職した頃はベテランの先輩方が多く、分からないことがあればすぐに聞いて解決するなど、頼りにさせてもらいました。ここ数年は同世代が増え、同じ目線で物事を考える場面も増えています。
どんなときにやりがいを感じますか。
適切なカロリーや栄養を摂取できることはもちろん、美味しく楽しく食べてもらえる食事を提供したいと思っています。利用者さんが食事をしている場所を訪問し、しっかり噛んで、飲み込めているか評価するミールラウンド業務にも力を入れています。利用者さんと言葉を交わす機会は少ないのですが、直接的でも間接的でも「美味しかった」という声を聞くことができると嬉しいですね。
今後の目標や、取り組みたいことを教えてください。
栄養士業務に携わって丸1年が経ちました。これまでは目の前の仕事をこなすことで精一杯でしたが、次の1年はより利用者さんに寄り添った支援をしたいと思っています。その先は管理栄養士の資格を取得し、仕事の幅を広げていきたいです。